ライフプランシートの資産計画以外への活かし方
今回の記事の要点
- 「予定外の支出をしてもいいのか迷ったとき」「大きなイベントが終わった時」ライフプランシートを活かすことをご提案します。
- 貯蓄予定額−目標額−(毎月の収入×3)=家計の余裕 と考えることができます。
- 予定していた支出額−実際の支出額=プラスだったら自由なお金 と考えることができます。
- 計画外の支出をコントロールして、貯蓄を適正な額に保ちながら、心おきなく消費行動を取れれば、きっと楽しいはず。
本文
前回の記事「ライフプランシートを作り、1年に1回更新しよう」では、いくつかのライフプランシートの紹介と、作成のポイント、そして見直しについて書きました。今回は、このライフプランシートで資産の記録をつけていく以外に、「こんな時に引っ張り出してみると役に立つのでは?」というご提案をします。
1.予定外の支出をしてもいいのか迷った時
「そろそろオリンピックだし大きいテレビを買いたいね」とか、「せっかく円高なのだし、今こそ海外旅行に行きましょう」とか、「せっかく田舎に引っ越したんだし、久しぶりにバイクに乗ってみたい」とか、ライフプランシートに書いてはいないけれども、大きな消費をしたいことってありますよね。そんな時、ライフプランシートに設定している目標額とその時点での貯蓄予定額の差額を確認してみて下さい。
貯蓄予定額−目標額=家計の余裕
を表しています。この範囲に収まる額ならば、予定外の支出をしても目標額に到達することができます。
もう少し慎重に考えたいという方は、以下のような考え方もあります。
貯蓄予定額−目標額−(毎月の収入額×3)=家計の余裕
雇用保険の失業手当支給は長い場合で約3ヶ月先になります。その分の蓄えを余裕として持っておけば、万が一仕事ができない期間が発生しても、収入が無い期間のリスクを減らす事が出来ます。ここまで余裕が作れたら、より安心ですね。
(失業手当についてもう少し詳しく知りたいという方は、AllAbout にて小松 俊明様が書かれている 雇用保険を早くもらえる退職・離職理由 の記事がわかりやすいので、読んでみて下さい。)
このようにライフプランシートを使って考えれば、予定外の大きな買い物も安心してすることができます。
もし、余裕が足りない場合も「その支出がどうしても必要か?」を考えるきっかけになってくれるでしょう。それによって、無理な支出を防げる可能性があります。もし「どうしても必要」という判断になったとしても、その後どの程度取り戻せばいいのかが一目でわかります。 どちらにしろ、リスクを抑えることに繋がりますね。
2.大きなイベントが終わった時
ライフプランシートに書いてある大きなイベントが終わった時、そのイベントで予定していた支出額と、実際の支出額を比べてみましょう。
予定していた支出額−実際の支出額=プラスだったら自由なお金
例えば、車を買うお金に200万円を予定していたけれども、よくよく検討してみたら150万円で買うことができたとします。この時点で、目標額に対して貯蓄予定額がマイナスになっていないのであれば、この差額の50万円は何に使ってもライフプランには影響しない余裕が生まれたということになりますね。
さらに新しくキャンプ道具一式を揃えて、新しい車で旅行に出かけるなんてのもいいですね。細かくは計算してみる必要がありますが、住宅ローンの繰上げ返済枠に充てれば、住宅にかける支出総額を抑え、将来の余裕を増やすことに繋がるかもしれません。
このようにライフプランシートを使って考えることで、なんとなくの計画外支出から、コントロールされた支出に変えることができます。余裕またはマイナスが目に見えることで、ケチになりすぎず、やりたいと思ったこと、欲しいものへの思い切った支出が可能になります。これって楽しいことですよね。このような理由で、私はライフプランシートを資産計画以外にも活用することを推奨します。
ライフプランについての記事は、今回で一区切りとなります。是非、ライフプランシートを作成→見直し→活用してみてください。
今回も、最後までお読みいただきありがとうございました。
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